紀里谷監督ハリウッド初進出作品「ラスト・ナイツ」観てきました~
監督が紀里谷監督でクライヴ・オーウェンとモーガン・フリーマンが出てるってことしか知らないで観に行きました
忠臣蔵がモチーフっていうのも観る前にチラっと見たかな。
恥ずかしながら私は「忠臣蔵」をよく知らなくて、キアヌの「47RONIN」も忠臣蔵がモチーフだって最近知ったし、「赤穂浪士」とか「吉良上野介」とか、なんとなく聞いたことはあったけど内容はサッパリでした。
たぶんその「忠臣蔵」のあらすじを知らない方が新鮮に受け止められる映画だったんじゃないでしょうか。
「ここが忠臣蔵と違う」「忠臣蔵だったらこうなってたはず」みたいなモヤモヤが無い分ね。

「ラスト・ナイツ」は忠臣蔵を、中世ヨーロッパ的などこかの帝国のお話に置き換えた作品で、世界観やキャラクターの造形なんかは結構現実的。ほんとにありそうな感じ。
「GOEMON」の時の方が個性的で魅力的なキャラクターがたくさん出てきて楽しかったな~と思ったんですけど
ファンタジーすぎて漫画的になってもアレだしこれはこれでよかったかな。
主人公たちの衣装が黒いから、画面がまっくろで全体的に沈んだ雰囲気だったわ。
ヨーロッパの騎士ならもう少しフリフリのゴージャスな衣装でもよかったんじゃないかしら。

紀里谷監督らしい美しい映像の連続、無駄のないシナリオで眠たくなるようなことはありませんでした。
少し前半が説明的すぎたかな。
戸田奈津子の字幕もなぜか、わざとなのか「刀」とか「刀傷」ってフレーズが出てきてちょっとフシギ。
セリフだけ忠臣蔵?

クライヴオーウェン演じるライデン隊長の失意からのどんでん返しは「おお!」と感動。
丁寧でよくまとまったシナリオだったと思います。
悪く言う必要はないけど、悪く言えば良い子ちゃん過ぎたかしら。
もう少しアクのある脚本でも良かったのでは。

この前観に行った「ジョン・ウィック」は銃撃とカンフーを組み合わせた「ガン・フー」が見どころだったけど、「ラスト・ナイツ」は騎士のチャンバラが見どころかしら。
クライヴ・オーウェンはキアヌよりもさらにタッパがあるから刀を振り回すシーンに迫力があったわ。
外国人の描くチャンバラや日本人ってドーモ変てこなんだけど、日本人が監督だと美しく仕上がるわ。
ストーリーが多少ありきたりでも映像が美しいと繰り返しみたくなるもの。
DVDの購入も検討します。
紀里谷監督には、また力を蓄えて新しい映画を撮ってほしいわ。