テレビ東京 ドラマスペシャル 宮部みゆきサスペンス、「模倣犯」の感想です
ネタバレもしているので気を付けてくださいね。

模倣犯ってずっと前に映画をやりましたよね。
中居くんが電話を掛けている姿のポスターが印象的でした。
このスペシャルドラマを見る前に映画「模倣犯」のレビューを見てみたら、評価が低くてびっくり!
そんなにデキがよくなかったなんて、まったく知りませんでした。
原作の宮部みゆきさんは映画を観てとても怒って途中で席を立ったとか・・・。
そんな感想やエピソードを読んで、今回のドラマは絶対良いものに仕上がっていないとダメなんだなぁ~と思っちゃいました。
原作を読んだことがないので、ドラマを観ても私には原作の再現度は分かりませんが・・・。

メインのキャストは私の大好きな女優、中谷美紀ちゃん。
(そもそも美紀ちゃん主演じゃなかったら観てなかったと思います)

次の展開がまったく読めず、美紀ちゃんがどのようにして犯人を追いつめて行くのか、真実にたどり着くのか気になって食い入るように観ちゃいました。
以前からこのブログで書いていますが、私は物語に明確なゴールが設定されていないと「どうしたいの?!」とイライラしてしまって観れないタイプです。
「模倣犯」は真犯人であるピースの逮捕、という分かりやすいゴールが設定されていたので楽しく観れました。
美紀ちゃん演じる滋子は、物語の最初は頼りないフワフワした主婦ですが、物語の終盤ではとてもシッカリしていて、でもちょっと頼りない女性らしい面も見せて・・・と、とても感情移入しやすいキャラクターでした。
こんな頼りない主婦がどうやってピースを追い詰めるのかホントに読めなかった

「模倣犯」というタイトルの意味も物語の途中ではまったく分からない仕様。
美紀ちゃん演じる滋子が「模倣犯」とピースに指摘するシーンで、滋子を主人公に据えた意味がやっとわかり、「模倣犯」というタイトルの意味もわかるっていうすごい展開。
よく考えられてるな~と思いました。
しかもまさかの、「模倣犯」っていうのはウソ(!)というオチ。
頼りなかった滋子が夫にまで見放されてボロボロになりながら強さを手に入れて、ハッタリでピースを追い詰めて自白させるまでに至った。
このシーンに至るまでの貯まったイライラやモヤモヤを一気に打ち払うような、とても清々しいスッキリとした気持ちになるシーンでした。
しかもただピースを自白させただけじゃ終わらないのが良かったですね。

橋爪功さんの演技が素晴らしかったわ~。
こんな人でありたい。
事件が解決するや、酒を片手に公園をふらついて孫の死を嘆くシーンが胸に刺さりました
橋爪功さんだけじゃなく、出演していたどの役者さんも演技の上手い役者さんやベテラン大物揃いで見応えがありました。
今回の映像化は成功、大成功なんじゃないでしょうか~。

面白かったけど、人がいっぱい死んでショック(なまじ役者さんが上手かっただけに・・・)なので、明るい内容のドラマが観たくなりました
美紀ちゃん可愛かったな~。