殺人の追憶、韓国の映画です。
韓国のホラーとかサスペンスの映画って暗くてグロくて、日本のそのテの映画とは違った怖さがありますよね。

殺人の追憶は、なんか「これは観とけ!」みたいな映画ラインナップによく挙がってて、
いろんな人に薦められたので観てみました。
Amazonプライムビデオに入ってたのでアマプラの会費だけで観れてラッキー。

昔ながらの刑事って感じの田舎刑事と、都会からやってきた都会刑事が
連続殺人事件を追いかけるお話しなんですが

捜査は空振りばかり、犯人に肉薄した!と思った瞬間、スルっと手からすり抜けていくように手がかりがなくなり、しかも被害者が増えていく・・・という、展開。

最初は冷静だった都会刑事が犯人がつかめない苛立ちからだんだん冷静さを失い、
強引な取り調べや証拠ねつ造を行っていた田舎刑事も引くぐらいのヤバイやつになっていくところが切ないです。

しかも、すごいヒントを見逃していたり、
あとちょっとで犯人が!というところで手掛かりを失ったり。

もどかしい展開が続きます。

結末も茫然とするような結末。
主人公のなんとも言えない表情で終わります。

全体の作り込みがよく、雰囲気も役者の演技もバッチリで、素晴らしいものを観たなと思いました。
"茫然とするような結末"なので、ガッカリする人もいるかも。
そういう結末だと知っていて観るとまた違うかもしれませんね。
私は知っていて観ました。
ちょいちょいグロくて怖いところが韓国映画だなーと思わされます。

この映画のもっとも怖ろしい部分は、これが実話を基にした映画というところで、
基になった連続殺人事件の概要を映画を観た後で読むと、
違う部分もあるけど、けっこう忠実なことがわかって尚更怖くなります。

かなり昔の事件なので、いまの警察の技術なら犯人を割り出せたでしょうね。
犯人が残していった情報もいっぱいあるし。

やるせない終わり方をしますが、まったく救いのない終わり方ということもないので、まだ観たことがない方がこのブログを読んでいたら、もしよかったら観てみてください。